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独り言U(63

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独り言U(64) 

平成23年1月13日 木曜日

独り言は、上の行ほど新しい書き込みの文です。 

過去の独り言は、こちらです  (1)(2)(3)  (4) (5) (6)(7)(8)9)(10)(11)(12(13)(14) (15) (16)(17)18)(19)(20(21)(22)23)(24(25) (26) (27)(28)(29)(30) (31) (32) (34) (35) (36) (37) (38) (39) (40) (41) (42) (43)(44) (45) (46) (47) (48) (49) (50) (51) (52) (53) (54) (55)(56) (57) (58) (59) (60) (61) (62) (63)

独り言U(63)から(64)になりました。(平成22年12月1日)

平成16年5月からおかげさまで約6年6ヶ月!多くの方々に訪れていただき感謝しています。

「ADRについてのブログ始めました!」

宮沢正規 (adrgoma) on Twitter   Twitter 始めました。私は、adrgoma です。

そろそろ独り言U(65)へ参りましょうか。

新年あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。 

平成23年元旦

 

大晦日となりました。今年一年拙い私の「独り言」にお付き合い下さり誠にありがとうございました。どちら様も良いお年をお迎え下さい。(平成22年12月31日)

 

ここ数日最高気温が10℃程となり静岡もようやく冬らしくなってきました。今年は山形の土地家屋調査士さんが運営する「遊びthank You」といういたって真面目な     掲示板に参加させてもらったりTwitterを始めたり楽しく過ごすことが出来ました。埼玉のSさんには今年秋に2回(日米ADRシンポ・日比谷での全国大会)ほどお会いでき大変嬉しく思いました。資料もたくさんいただきありがとうございました。またADR関連では入江秀晃先生にお会いできたのも嬉しい出来事でした。来年も宜しくお願いいたします。

 

冬至も過ぎたというのに暖かく晴れた日が続いています。静岡方面に行くとくっきりと4割ぐらい雪の化粧をした富士山を見ることが出来ます。まもなくお正月ですが私はいつもと変らない日々を送っています。            

 

最近センターあるいはADR(民間調停)に関心を寄せてくれる土地家屋調査士がすこしずつ増えているように感じます。調査士が事務所で受けた相談についてADRで解決するのに適しているのではないかと相談してくれたり、研修会をやって欲しいと講師を頼まれたりして嬉しく思っています。少数ですがセンター運営委員と調停員候補者によるADR勉強会も立ち上がりました。毎月1回程度開いていきたいと考えています。    

 

12月10日は調査士会支部忘年会が開催され参加しました。近年はオンライン申請、オンラインによる登記情報取得が可能になった為に法務局(各地の出張所)        に出向くことも少なくなりその上仕事量の減少と共同体としての支部活動が低迷さらに構成員の高齢化などが複合的に絡み合ってほとんど意識的にコンタクトしない限り仲間に会える機会は激減しています。忘年会にしても席に着くとほぼ移動することはなく車座になって議論するような場面はほとんどみられなくなりました。私自身はほぼ参加した仲間全ての人と話すことが出来ましたので楽しい一時を過ごすことができたと思っています。ビンゴゲームで珍しく3等商品をゲットすることができたことも少し嬉しく感じました。

 

今年9月に静岡調査士会ADRセンターが「法務大臣認証」を取得して以来2件の調停申立があり2件とも合意に至る予定です。更に現在2件の相談案件があり申立がされることになりそうです。センターには規約の上では運営委員・相談員・調停員・測量鑑定員・調査員などが存在していますが早急に育成していかなければならないのが現状です。法務大臣指定機関として実質的な民間調停実務者を育ててきていなかったつけがいま露呈しています。現在は一部の運営委員のプロボノによって支えられていますがそれを共有し共感して民間調停活動を真摯に実施していく「人」の育成に重点をおいてシフトしていくことが「箱物」に「心」を吹き込む大切なプロセスだと思います。言ってしまえば、それが出来ないとしたならば「民間調停」の存在意義はありえないと考えています。           

 

土地家屋調査士静岡会は会員数607名ですが55歳以上の会員が65%を超えています。過去10年で会員数は30人の減少でしたが今後10年は減少傾向が更に加速すると思われます。会員数の減少は財政的にも厳しい状況となります。事業予算の再点検が必要になると思います。       

 

ADR研究者入江秀晃氏の論文(新しいADR論:月刊日本行政.457P9〜11)の中に            「民間調停活動の権力性に対する無自覚」との指摘があり深く考えさせられました。私自身ADR裁判外扮装解決手続)を「民間調停」と言い換えたり「話し合いの場(空間)」と表現したりしてできる限り言語的権力性を薄める努力をしてきたつもりなのですが、利用者自身が調停に抱いているイメージ、隣接法律専門職に抱いているイメージまでも充分に考えてみることはしてきませんでした。今後は利用者にとって使いやすく満足が得られる調停を目指して研鑽していきたいと思います。(12月3日)