12月になりましたから独り言U(64)に参ろうかと思います
静岡境界紛争解決センター(本年9月ADR法による認証取得「第78号」)は11月に2件の申立を受理し現在和解に向けて話し合いをしているところです。境界紛争解決センターという名称から狭い意味の境界の紛争だけを相談・支援する場であると思われがちですが、境界が不明なことに起因する全ての民事の紛争(問題)を話し合うことが出来る場なので是非利用していただきたいと思います。
今週は珍しく忙しい日々を過ごしました。考えてみればあと数日で「師走」となります。8月半ば以降ほぼ週に2〜3日は会務で事務所を空けることが多くすぐに週末が来てしまいます。読みたい本も机の上に溜まっています。会務・仕事・読書(趣味)のバランスをとるためにはお酒飲む時間を削るしかないのかな?お酒を飲んで仲間と語り合うのも趣味なのだけれど・・・・・。今日も午後から会務です。(11月27日)
和田直人先生(静大LS)によるADRセンター調停員研修会に運営委員として参加してきました。久し振りに「和田節!」を聞くことが出来充実した2日間でした。認定調査士に関する条文の読み込みに関しても始めから収縮するような方向で土地家屋調査士は居るのではないかとの指摘に反省させられました。
11月20日、21日は調査士会ADRセンターの調停員研修が行われます。センター認証後初めての調停員研修となります。講師は指定当初からお世話になっています和田直人先生(静岡大学LS)にお願いしています。先生にお会いするのは日米ADRシンポ以来なので楽しみにしています。
11月13日(土) 長野県佐久にある[系原点を見学に支部日帰りバス旅行で行ってきました。(25人参加)午前7時40分東名高速焼津ICに入り11時20分に国道52号線から清里をへて[系原点を見学・写真撮影。松原湖のドライブインで昼食をいただく。鯉の煮つけが美味しかったが川魚を食べることが出来ない人も結構居ました。お土産を買って甲斐善光寺に参拝。近くの山梨県地場産業センターで買い物。私はワインを購入しました。帰りは朝霧高原経由で焼津着午後7時の旅でした。10年ほど前までは1泊2日の大名旅行が支部旅行の定番でしたが現在は2年に1度の日帰り旅行に変りました。一昔前はバスに積み込んだお酒類が足りなくなるほどでしたが今では特に日本酒・焼酎・ビールなどが余ってしまう状態で少しさびしい気もしました。オンライン申請の関係で仲間に登記所で会う機会も少なくなりますます疎遠になりがちですが今後とも積極的に行事に参加しようと思いました。
佐世保の土地家屋調査士さんによると担当した苦情処理で3人が逮捕され1人が市長に発砲!まさに苦情処理も命がけですね。
今日はADRセンターの運営委員会がありました。西風の強い日でコートを着ている人を多く見かけました。秋というより既に初冬に入ったのかと思うような日でした。11月20日、21日と和田直人先生(静岡大学LS)による調停員研修が実施されますのでその段取り等について話し合いました。
11月になりました。さすがに30℃を超えるような日はなくなり大分過ごしやすい季節となってきました。夏の体力低下状況から未だに回復していませんが少しずつ軽い運動をするように心掛けています。かばんの中に読みかけの本がたくさん入っているのですがなかなか進んでいません。読書の秋、こつこつと読み進めていこうと思っています。
最近ファシリテーションの本を集中的に読んでいます。「だめだめ」・「無理無理」からは何も生れないし何も変えることが出来ない!(七戸克彦教授) まさにそうだと思います。
筆界調査員に対する法務局による研修が昨日実施された。平成21年まで減少し続けていた筆界特定申請が再び増加傾向にあるという(静岡地方法務局管内)。担当筆界調査委員も1名態勢から2名態勢に増員して対応しているという。ほとんどが土地家屋調査士代理人の申請なのでいわゆる特定測量は実施されず点検測量(代理人のデーターを現地で点検する)によって確認し論点整理、意見書を作成しているとのことであった。筆界特定制度の真の目的が何なのか知りたかった。
「nobody is perfect」を理念に子育に奮闘している親あるいは悩みを抱えている親たちが何人かで語り合うことを通して精神的な支援をしているグループが静岡にあることをSBSラジオ(静岡放送)を聞いていて知った。ファシリテーターが参加者をリラックスさせながら自由な語り合いを支援するといった集まりを週一回約6週にわたって行っているという。悩みは誰かに語ることで半減し心から聞いてもらうことでさらに残りの悩みも半減する(すなわち語りと傾聴によって悩みの4分の3が楽になる)と言われているがまさにその実践だと思う。「nobody
is perfect」、メディエーションの場でもそう振舞いたいものである。(10月19日)
「学(まなぶ)」は「真似る」が語源とか・・・。真偽はともかくとして学ぶ姿勢は大事にしなければ。国会論戦の中で「管(かん)検地」の質問に対してにこやかに答弁している総理大臣を法務局のTVで偶然観た・・・・!
「お習字」と「書道」は似て非なるものだと思う。土地家屋調査士会ADRは書道家を目指して研鑽努力する必要がある。
九州大学大学院法学研究院教授七戸克彦氏による静岡会研修会が行われ参加してきました。公演の中で調査士会型ADRとADR認定調査士になる為のADR特別研修とのミスマッチに触れられさらに大分会ADRセンターが47番目の指定機関となったことで全国ほぼ一巡したので今後は撤退する勇気も必要だと述べられていた。すなわちADR研究者入江秀晃氏の指摘する「宿泊客が来ると驚くホテル」(箱物だけ出来て中味のないADR)が現実のものとなりつつありなおかつは箱物のメンテナンスに掛かる費用の負担も大きいと七戸氏も述べられていた。静岡会の場合(会員約620名)で年間180万円ADRセンターに交付している。単純計算で会員一人当たり年間3,000円(月額250円)である。経済状況が非常に厳しい折では有りますが是非新たなステージ維持発展の為協力願いたいと思います。
延べ15,000人の方に訪れていただき感謝するとともに20,000人目指して健康で独り言を続けたいと思います。
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