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独り言U

47

 

静岡県土地家屋

調査士会

 

 

独り言U(46) 

平成21年8月5日 水曜日

独り言は、下の行ほど新しい書き込みの文です。

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独り言U(45)から(46)になりました。(平成21年5月25日)

平成16年5月からおかげさまで5年!多くの方々(延べ9,500人)に訪れていただき感謝しています。

 

ホームページ開設5周年、何事にも長続きしない私が5年間もホームページを銃けられたのも延べ9,500人もの方が訪問して下さったお陰と深く感謝致します。直接このホームページ「独り言」の話題の人となったり今日まで支えてくれた友人知人は数人承知していますし基本的にはその人たちに情報発信しているわけですがその他の多くの方々に訪れていただき感謝しています。たった5年間で私達土地家屋調査士を取り巻く環境は激変し様々な法改正の他に今日では経済的な試練にもさらされている実情です。この事態を前向きに捉え国民の不動産に係る権利の明確化と近年増加傾向にある紛争解決のため筆界特定制度並びにADR(民間紛争解決代理関係業務)を通じて益々精進したいと考えています。今後とも宜しくお願い致します。

 

庭先に瀕死の野良猫が横たわっているのを家族が見つけました。時々見かけた野良猫でした。かすかに息をしている様子ですが声を掛けても反応はありません。せめてお水でもと思い傍らに置きましたがもちろん飲む元気などあろうはずもありませんでした。歯を剥き出しにした激しい形相で息絶え絶えの状態ながらお腹のあたりが呼吸している様子でしたが暫らくして息をひきとりました。何かの縁だと思いダンボールの箱に入れて斎場で荼毘にふしてもらおうと思いましたらその日は「友引」でお休みだったので一晩家の軒下に安置しました。激しい形相は一変し時々見かけた野良猫の顔ではなく穏やかな表情に変化していました。翌日妻が斎場に行き荼毘にふしてもらいました。合掌

 

静岡県土地家屋調査士会の第62回定時総会が5月29日静岡で開催され全ての議案が可決承認されました。今年ようやく昭和60年に特別決議されたいわゆる「合同事務所」の禁止規定が廃止されました。この規定は著しく新規参入を阻んできた既得権益保護(既に土地家屋調査士であるものを保護する)の要素の強いものでした。現在では「土地家屋調査士法人」の制度もできて事実上意味を持たなくなったことによる廃止だと考えられます。いずれにしても一歩前進したのではないかと評価しています。懇親会では席が同じになった大仁志部の方とADRなどについて話をしました。先日西伊豆へポタリングに行ってきたこともありとても親近感をもって楽しいひと時を過ごすことができました。  

 

早いもので6月に入り半年が過ぎ去ってしまいました。もっとも例年とは異なり趣味に「ポタリング」が加わったのでその意味では充実した日々を送ることができます。我々認定土地家屋調査士にとって新たな業務分野境界問題の依頼(弁護士共同受任)が現在4件ありますが1件は解決目前、1件は解決に向かいつつある、1件は解決可能、残る1件がいわゆる紛争に発展しそうな状態である。最後の案件は隣地所有者が突然「お宅の建物は越境しているのですぐに取壊して欲しい。」と根拠も示さないまま怒鳴り込んできたとのこと。またいつ怒鳴り込まれるのか不安で夜も眠れないとのことでした。早速ADR並びに筆界特定を視野に入れて弁護士と共同受任し隣地所有者が再び怒鳴り込んできたら認定土地家屋調査士ならびに弁護士を代理人として委任したのでそちらに連絡して欲しい旨を相手方に伝えるように話をしました。2ヶ月ほど経ちましたが相手方から何の連絡もありません。そのままうやむやになるのでしょうか。いずれにしても我々が境界問題で眠れない人のお役にたてればそれも一つの社会貢献ではないでしょうか。 

 

「行政対象暴力」という言葉があります。一般的には行政に対して無理難題を申し出て役所で大きな声を出したりカウンターを叩いて威圧するなどの行為、言動などを指します。過去には一部の人たちが行政に対して行うことが多かった暴力行為ですが、近頃は一般市民が行政対象暴力まがいの行為、言動を行政に対してするケースも増加傾向にあるようです。身近なところでは学校現場における「モンスターペアレンツ」、民間企業などを標的としたクレーマーなどなどぎすぎすした世の中に変貌しています。我々の日常の中では「土地家屋調査士対象暴力」ともいえる場面にしばしば遭遇するようになりました。特に境界確認の場面において理不尽な要求、主張を隣接地所有者あるいは関係土地所有者からされることが珍しくありません。今までは、相当対応に苦慮していたところですが現在は「筆界特定制度」あるいは「ADR」が発足しそれらを活用することにより解決していくといった方法もとることができるようになりました。常々土地の境界の上にはそれぞれの所有者の思いがのっていることを肝に銘じて業務をしていますが、特に境界問題に発展しそうな案件の適切な処理方法については今後とも相当研鑚努力が必要だと感じています。

 

暫らく建物登記が数件重なり忙しい日々を送りましたがようやく一段落しました。次は東京の設計事務所から測量の依頼がきているので頑張らなければなりませんが明日あたり天気が良かったらポタリングにでも行きたいなと考えています。自転車仲間から第2回ポタリング「浜名湖一周(約54km)」のお誘いをいただいていますが今月土曜日は全て予定が入っていてなかなか時間がとれません。この頃サイクルコンピューターの感度が悪くなっています。たぶん電池の消耗だと思われますので交換したいと思っています。

 

サイクルコンピューターはやはり電池の消耗でした電池交換して正常になりました。ところで、カウンターが延べ9,700を超えてまもなく記念すべき10,000になろうとしています。8月には10,000を超えるのではないかと予想しています。ホームページを開設して5年1ヶ月になりました。三日坊主の私が「独り言」を続けることが出来たのも訪れてくださった皆様のお陰と感謝しています。話は変わりますが、今月28日に浜名湖一周のポタリングに仲間と行ってきます。54kmの旅ですが今回ははたしてどのような結果になりますのやら・・・・・楽しみにしています。

そろそろ独り言U(47)へ参りましょうか

 

 

 

6月17日(水) 「地図情報空間フォーラム2009」が横浜で開催され表示登記制度研究発表会に参加してきました。9人の発表者が1人9分と言う短い時間で精一杯発表されていました。ADR、筆界特定といった新しい制度についての研究、オンライン申請、LADM(土地管理領域モデル)の標準化作業についての研究、災害時における土地家屋調査士の社会参加への研究、寄付講座による後継者育成の試みといった発表がありました。私は寄付講座について興味を持ちましたがパネルセッションが30分と短い上、混雑していたので残念ながら充分な話を聞くことができませんでした。

 

 

写真は会場のバシフィコ横浜