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独り言U

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静岡県土地家屋

調査士会

 

ポタリング記録

 

入江秀晃氏

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独り言U(49) 

平成21年8月27日 木曜日

独り言は、下の行ほど新しい書き込みの文です。

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独り言U(48)から(49)になりました。(平成21年8月4日)

平成16年5月からおかげさまで5年3ヶ月!多くの方々(延べ10,200人)に訪れていただき感謝しています。

 

ようやく梅雨が明けた模様です。日中はさすがに「熱中症」が怖いので朝夕の涼しいときにポタリングを再開しようかと考えています。

 

ジオログのポタリング記録を手違いで全て消去してしまいました。これで2回目の失敗です。これからは「ポタリング記録」のページをHPにつくって記録していこうかなと思っています。

 

入江秀晃氏(法学者・ADR研究者)の「自主交渉援助型調停と法の接点」という論文に接し私の拙い感想をホームページに公開しました。入江先生にも目をとおしていただきたいと思いブログにその旨コメントとして書かせていただいたところ早速私の感想に対しての「制度の違いと文化の違いの混同」と題したご指摘をいただき感激しているところです。私は、士業団体民間調停(ADR)の危うさが民間調停を推進する側と利用しようとする側の意識の問題であると考えそのことに目を奪われ経済的運営基盤などに関してはまったく無頓着であった。今後はそれらも含め考えていく必要を痛感した。

 

5月に生まれて初めて仕込みをした米麹味噌が3ヶ月の熟成期間を経て美味しく食べることが出来るようになりました。5月、6月、7月と梅雨時の熟成のためカビが心配でほとんど毎日味噌をチェックしていましたが無事完成しました。味噌は基本的には大豆、麹、塩をブレンドして作るわけですが「手前味噌」と言うととおり自分で作った味噌は格別です。2回目の味噌仕込みのために昨日大豆、米麹、塩を注文しました。日曜日には届く予定なので時間があれば仕込みをしようと思っています。

 

信州の弟からたくさんの新鮮な野菜が送られてきました。新鮮な野菜で美味しい         味噌汁を作ってみようと思います。数年前まで弟は毎年夏に焼津まで訪ねてきてくれたのですが少し体調を崩したためここ数年会っていません。静岡のお茶を送ろうと思います。

 

8月3日にようやく梅雨が明けたと思ったら早々と台風(9号)が来襲するとのことで8月10日(月)東海地方は雨である。天候に作業が左右される測量現場を抱えている場合今年の天候は非常に厄介である。      

 

8月11日午前5時7分頃静岡県中部で震度6弱の地震があり大きな揺れで目がさめました。扇風機が倒れたり机の引出しが開いたりしましたが物はほとんど落ちてはいません。ちょうど台風9号の通過で雨も降っていましたが朝6時の時点では雨も小降りになってきました。水道の水が大分濁っています。ガス、電気は今のところ異常がありません。家族は全員無事です。

 

地震から8時間が経過しました。台風9号も通り過ぎて晴れ間が見えて蝉の声が一段と高くなっている気がします。「地震見舞い」のメールをいただきありがとうございました。いまのところ、余震、津波などもたいしたことが無くほっとしています。水道の水の濁りは無くなり全て地震前と同じ状態に戻っています。ご心配をお掛けいたしました。

 

事務所は8月16日までお休みをいただいています。この休暇中に読もうと思って購入した5冊の本も机の上に置きっぱなしの状態です。日常的な「交渉」、「民間調停」について未だに確たる方向すら見出せない自分がいます。自分自身に確信が無いのに他人と向き合うことは可能なのでしょうか。「交渉」は自分自身の日々生きていく中で常に発生するものですが、当然のことながら必ず相手がいます。私の要求が常に相手に受け入れられるなどということ、あるいは逆に相手の要求を常に私が受け入れることも社会的にはあり得ません。私の要求と相手の要求が共に受け入れられる状況が存在すれば「交渉」そのものを必要としません。人は何故「交渉」を必要とするのでしょうか。それは、お互いの違いを尊重しあうからです。民間調停も含めて違いを尊重できなければ「問答無用」という結果になります。交渉についても民間調停についても「問答」が基盤にあるということだと思います。何故かお盆休みに感じた「交渉」・「民間調停」への道は、「禅」に通じるということではないかと思い、「ネゴシエーション」・「メディエーション」と私の「交渉」・「民間調停」についての感性とは少しずれるのではないかと思います。だだ、今私が日本国において学ばなければならないことは「ネゴシエーション」・「メディエーション」であるという現実です。

 

入江秀晃氏のブログ「私的自治の時代」は毎日読ませていただいています。和田直人氏の和田直人「土地家屋調査士会型ADRと認証制度」月刊土地家屋調査士No.606, 2007年7月号 もアップしていただきありがとうございます(和田直人氏は、静岡境界紛争解決センター調停員研修指導者)。現在九州大学大学院教授レビン小林久子氏の「調停者ハンドブック」(信山社)を読んでいるところです。

お盆休みが終わって今日で2日しか経っていないのに境界確認、調査測量を依頼していただきありがたく思っています。少し遠方の調査測量が2件である関係で民事法務協会からオンラインを通して登記情報を入手しさらに地図情報(公図)なども入手しました。便利な世の中になったものだと感じます。今回は紙図を閲覧する必要があるので結果としては登記所に出向きますがネット上で下調べが出来ることはとても便利なことです。全ての建物図面・地積測量図等がはやくオンラインで見ることができるように推進して欲しいと希望します。

 

久し振りに東京の友人家族が訪ねてくれました。現在子育て真っ盛り(年長と2歳の女の子)、夫婦で健闘している様子が伝わってきました。次回会うときはお子さんたちも一段と成長していることと思います。家族の日々の生活の中にもたくさんの「交渉」と「調停」が有るということを感じました。

メディエーション・トレーニングに異業種の方の参加を積極的に求めたら良いのでないかという意見が入江秀晃氏のブログにのべられていた。土地家屋調査士ADRは弁護士会・土地家屋調査士会協働であるのでトレーニングは弁護士と土地家屋調査士が一緒に行っている。前回のトレーニングでは山形会の役員も参加していた。知らない方と一緒のトレーニングは適度の緊張があって新鮮であった(懇親会ですぐに打ち解けるので2日目からは皆仲間になってしまうのですが)。私も異業種の方とのトレーニングの推進に同意します。また、トレーニング(ロールプレイ)のテーマを普段扱わない異業種の分野にしてみるのも良いのではないかと考えます。

そろそろ独り言U(50)へ参りましょうか